T井の華麗に怠惰な日常。

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ご出発2 

2012/02/16
Thu. 14:52


出発前に覚書という名の漫画感想。

マホロミ 1 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)マホロミ 1 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
(2012/01/30)
冬目 景

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最近買った新刊かつ新連載の中ではかなりお気に入りの一品。

ってかT井が非常に好きそうな話ですw(いわゆる静かな玄人向けって感じですwww)

お話は昭和初期辺りの近代建築をめぐるちょっと奇妙な日常SF。
このSFは藤子不二夫先生の言うところのS(少し)F(不思議)なお話って意味に近いですかね。

建物の記憶を見れる(建物に見さされる?)男女二人のetc.
建物たちの願いをかなえていくSFストーリーです。

これ、近代建築の素朴な木彫と冬目先生の荒めのタッチが絶妙にマッチしていて、雰囲気があります。
女子がみーんな童顔(っていうか登場人物全員童顔w)なのはアレですが、その童顔な感じもなんとなく温かみがあって作品の雰囲気作りに一役買っていると思われます。
ま、幼女趣味って言われればそれまでですがね!笑

割と話は淡々としていて、感情の激動にあふれる作品ではないんですが、お話的にも、画のタッチ的にもすごく温かみがあるんですよね。
読んでてほっとする、なんとなく懐かしくなるノスタルジーを感じさせてくれる一品。

近くて遠い、昭和という時代。

この「近くて遠い」感覚が、個人的にはこの作品の一つのキーワードな気がしますねー
建築に対してのノスタルジーの感覚であり、おそらく今後恋愛要素がからんでくると思うんですが、その恋愛部分も「近くて遠」そうな感じの予感がします。
そして主人公には、昭和に活躍した建築家である祖父がいうんですが(作品始まった時点で亡くなってますが)その近親者であるはずの祖父とは疎遠でして。
これもなんとなーく「近くて遠い」もどかしさ。

うーん、ノスタルジーって奥深くて不思議な感覚ですよね。

そしてそれを昭和という時代にスポットを当てていらっしゃるのが技あり一本!って感じがします。笑
時代物にするには近すぎる昭和、しかし戦争をはさんでどこか遠い昭和。

あー、イイわ!!!笑

このもどかしいノスタルジーを感じられたい方は是非ご一読してみてください。



それにしてもこの作品に限らず最近の漫画は結構淡々とした作品が多いですね。

(ちょっと脱線すると私の大好きな漫画である『信長協奏曲』も歴史ものでありながらも淡々としたお話作りがなされていて意外な名作。っていうか今一番お勧めする漫画です。
しかし、歴史ものでも淡々とした作品が最近多いのは、現代の漫画の一つの特徴ではないかと思われます)

『蟲師』とか好きだった人はこの画のタッチとかお話作りの仕方とか結構好きなのではないかと思います。


そして、何よりもこの『マホロミ』。
(おそらく「まほろば」(「住みやすい場所」「素晴らしい場所」という意味の日本の古語byウィキさん)という語とそれを垣間「見」てしまうことを合わせた造語なのではないかと思われます)
『マホロミ』という作品を私の中ですごく好きにさせてくれた登場人物の台詞をここではご紹介。


「個人的には旧い建物が身近にある社会は豊かだと思うけどね。
歴史を感じられない町並みはきれいでもどこか不安になるでしょ。」


主人公の男子学生のバイト先の建築事務所の所長さんの一言。(この所長さんもいい感じに私好みの渋メンですw)

う~ん、中々唸らせていただいた一言です。

この台詞ってよく考えたら、今の社会を考えること、社会が豊かってどういうことなのかを考えることにとても繋がりつつも、理論ではなくどこか感情で感じてしまう心の動きを的確にとらえた台詞なのではないかと思いました。

すごくいい台詞っていうかすごくいい内容の台詞だなぁ…

期待感と不安感ってノスタルジーの感情には重要な気もしてきます。


これからどんな風に話は動き、どんな建物たちのノスタルジーの記憶が見られるのか楽しみな作品です

しかし、最近のお気に入り漫画は何かと小学館が多いなーw
ビッグコミックは全体的に本当にレベルが高い!!




さて、こんなノスタルジーについて考えた後は、今日から赴くトルコという国の町並みにはどんな歴史が息づいているのか、とても楽しみになります。


あぁ、憧れのイスタンブール!!!!
そして待ってろシュリーマン!!
「古代への情熱」!ノスタルジーを現実世界で探しあてた稀なる男!!


それでは、行ってきます。
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まとめwoネタ速suru | 2012/03/20 01:41

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